トーキングフルーツ(ゲスト:市村正親)

市村さんはほんとうにサービス精神の塊だ。

むしろサービス精神そのものだ。

 

どうしてこんなにおしゃべりなのか、、に関しては

市村さん自身が付き人時代にお世話になった西村晃さんに

新聞記者にでも雑誌記者にでもなんでも

インタビューしている人に対しては話してあげなくちゃ!

たくさん話してあげてから、あちら側に編集してもらわないと!

という精神らしい。

 

古舘さんは市村さんのようにインタビュー受けがいい人がいると、

どんな人もそれくらいしゃべってくれるんじゃないかと錯覚してしまう。

普通はそんなにしゃべってくれる人いないし、

なんなら機嫌悪い人が多い、と絶賛していました。

 

しゃべらない気難しい役者を演じている市村さんは

可笑しかった★

確かに目に覇気がないというか、しゃべる意思が消えうせてましたね。

 

1人で8役やったときは(紳士のための愛と殺人の手引き)

目で演じている部分が大きいとまわりの人から言われたそう。

・・・8役もやって1人分のギャラしかもらえなかったというボヤきも面白かったですね。

 

スキンシップしあう姿は

中年男性同士がやっていたのですが、

気持ち悪い、とはまったく思いませんでしたね。

仲がいい男同士っていう感じでした。

 

ちょっとした名言というか、真理だな~と思ったことは

政治家の人って役者以上に自分のこと役者だと思ってますからね。

という一言でした。

役者は相手の反応を受け止めるけど、

政治家は追及されたくないことを交わす術が必要。

だから役者は本当は嘘つきではない。

 

確かに。。

受け止めない演技はすなわち演技じゃない。

のらりくらり避けるのは政治家に勝る仕事はないですね★

 

 

落ち込んだことがない。人の芝居を観に行って

良いものを観ると「よし俺も頑張ろう」

ひどいものを観ると「よし、俺は頑張ろう」

と思える。

古舘さんは、 も→は に変わるんですね!と合いの手を入れる。

こんなにポジティブ思考だと、気持ちよさすら感じます。

 

古舘さんが市村さんのスケジュールがびっっしり入っている事に驚いていると、

ボケーっとする日はあるにはある。

奥様が仕事でいなくて、息子たちが泊まりに行ってしまっている時。

そういう時はボーっとしたり、映画観たりしている。

 

自分の好きな仕事で生きているのだから

少しでも空いている時間があったら、ヨガに行ったり、マッサージ受けたり、

とにかく仕事のために時間を使っている。

ボケーっとする必要がない、と断言されていました。

 

・・・仕事観に関してはそれぞれ人によって違うと思いますが、

そんなに好きな仕事に携われて、幸せだろうし、大変だな、、と思いました。

 

没頭できるぐらいのことがあるって羨ましくもあり、

それに伴って自分の思ったとおりに出来ない苦しみ、辛み等々もあるだろうし。

 

でも、人生やりきったな!と感じられる人生内容の1つは

1つでもなにかに没頭できた経験なのかなと思えてなりません。