コウノドリ と 監獄のお姫さま

どちらのドラマもやはり面白かった。

 

コウノドリ

 

2年前のドラマでは、個人個人の医療の関わり方や、主人公の生い立ち、

命の奇跡的なことプラスして、ヒューマンドラマ

という感じでした。

今回のシリーズは、赤ちゃんが生まれた後のこと(前シリーズも少しあったけど)、

主人公やペルソナで働くの今後の生き方などなど

ほんの少し違った視点で構成されている、っぽい。

 

前回と変わらず、俳優さんたちが素敵。

なんというか、演技に説得力がある人が多い気がします。

 

初回のゲストが聾の夫婦の旦那さんが

みつお、、じゃなく、泉澤祐希さん。

志田未来さんを賞賛する声が多かった気がするけれども、

私は、彼のにじみ出る優しさの演技が好きでした。

 

あと、観ていて苦しくなったのはバリキャリの高橋メアリージュン演じる佐野夫妻。

妊婦の、出産後の女がどうしてこんな困難が多いのか。

という一点で苦しくなりました。

医師の下屋も女性として考えさせられているところがリアルすぎるぜ。

旦那さんにもいまひとつわかってもらえてないようだし。そこもリアル。

社会で男性が育児休暇もらえる空気もほとんどないですからね。

わかりようがない、というのが現状でしょうか。

 

1話ゲストとして佐々木蔵乃介さんが出ていましたが、また出て欲しいですね!

 

 

監獄のお姫さま

 

本編とはとくに関係ないですが、

 

爆笑ヨーグルト姫ってすごいネーミング。

爆笑xヨーグルトx姫って本来繋がらない名詞ですもんね。

 

観る前は

クドカンの脚本ということで、

結構くどかったら、途中で観るのやめそうだな、、と思ってましたが

思ってたより、わかりやすくやさしさのある脚本で、楽しく観れました!

 

馬場カヨこと小泉今日子さんは近年、

オラオラ系のヤンキーっぽいひねくれた役柄が多かったですが(私が観ている範囲では)

今回は緊張しいの方向音痴の正義感の強い女性で新鮮でした。

菅野美穂さんの腹黒い感じはまったく初めてなので、こちらは衝撃的でした★

 

酒井真紀さん、満島ひかりさんは、

クドカン脚本だと、ごめんね青春!の役柄の感じ、受け継いでる感じしますね。

森下愛子さんに関しては、クドカンの脚本だと、浮世離れした役にもはや安定感、

伝統感がありますね。

 

ストーリーとしては冤罪を晴らすために、

伊勢谷友介さん演じる板橋吾郎を誘拐する、という感じ。

それを達成するのに、様々な笑える失敗、笑える掛け合い、

とにかく笑えることがたくさんありました。

 

どちらのドラマも次回、必ず観ます。

トーキングフルーツ(ゲスト:市川猿之助)

はじめに番組内容を一言で言ってしまうと

市川猿之助節、健在!っていう総評です。

 

小さい頃から、歌舞伎をすることにどういう効果があるのか問われたら、

多分、自我が芽生える前に、刷り込ませているのではないかという見解。

幼少期、本当に歌舞伎が嫌だったら、辞めてしまう人もいるけれど

幸か不幸か自分は嫌いにならなかったとのこと。

 

・・・こんな変わった人、歌舞伎をやっていてくれて良かった。

私は歌舞伎にほぼ興味はないのだけれど、

猿之助さんが歌舞伎の世界にいるというだけで、歌舞伎への興味が消えずにいる。

こういう人が生業としている歌舞伎ってどんなんなんだろうって。

どれだけ魅力的なものなのか、興味はあります(でも行かない)

 

 

短気エピソードは面白かった。

携帯電話を使用しているとき、電波がうまくつながらず、

「もしもし」「もしもし?」の応酬にイライラしてしまい携帯を割ったとのこと。

絶対に車の運転は出来ないとおっしゃっていて、まったくその通りだなと!

お付きの人がきっとやってくれるだろうし、いつかはお嫁さんが運転してくれるだろう。

 

 

覚えている話を羅列、そして脚色しつつ書いていくと。。

 

 

テレビで年齢を出す意味ってあります?と問いにたいして

古舘さんと同意見。テレビを観ている人が

人を単純にカテコライズしたい欲求を満たしてあげてるだけっていう。

私もカテコライズ好きなので、なんか申し訳ない気がしました。

 

人は文明が進展していっても、感情とか感情を揺さぶるものが何も変わってない。

だから、何百年も歌舞伎は続いている。

 

歌舞伎は自分が死んだ後はどうなろうと考えてもしょうがない。

死んだらなにもできないし、仏教で輪廻転生ってあるけど、

死んだらそこで歌舞伎をしている自分は終わりにしたい。

 

あくまでも、あくまでも自分の場合、風邪を引いたら麻婆豆腐。

坦々麺噛まないといけないし、飛び散る。

麻婆豆腐はやわらかくて飲み込むだけでいい。

普段、薬を飲まないでいると

いざ薬を飲むと効きがいいんですよ。

それに、歌舞伎役者は休みがないし、自分にはこれが一番合っているかな。

 

三谷幸喜さんに自分の本の帯に「あなたは何という変わり者でしょう」って

書かれましたが、僕から見ると世の中が変わっているしお互いさま。

 

市川猿翁さんから始まるスーパー歌舞伎について、

代々続いていると言っても歴史は浅い。

古典の型を破ろうと思って破ったわけじゃなくて、

やりたいことをやったらそれが型破りになっていた、という方が正しいと思う。

 

自分は世間を馬鹿にしている

 

↑最後に「おや?」と思って、録画していたのを確認して、彼が呟いた言葉。

(確認した上で間違えてたら、すみません)

 

自分の頭で考えることができて、

世間を見えすぎている人にとっては、

世間って生きにくいんだろうなーとちょっこし思いました。

 

私は長いものに巻かれる人間なので、

どんな疑問を持っても気づかないことができるけど、、

人生を生きるうえで、どっちがいいのかわからないです。

 

ますます好きになりました。四代目市川猿之助さん。

おんな城主 直虎 (39回:虎松の野望 40回:天正の草履番)と わろてんか

虎松が松下の名前を捨て、

井伊万千代として、小姓ではなく草履番として仕官することに。

 

もちろん、母・しのや、常慶、そして直虎も大反対。

裏で根回ししていた南渓は、しのにめっぽう怒られた。

 

直虎には、新野家族を松下に抱えてもらった恩義があるし、

井伊谷を治めている近藤には井伊家再興を企てていると疑われてしまい困惑する。

 

万福(亥之助)から万千代の思いを聞き、

そして、

万千代が幼い時、城主直虎とふたりで井伊家を守ることを誓った日の事を思い出し、

直虎は見守ることにした。

 

父として育ててくれた、松下源太郎は万千代の家を捨てる、という許しがたい行動を、

血の繋がった、本当の父のように息子を許してくれた。

 

ええ話や。

しかし、万千代の思ったことをすぐ口走ってしまうところは

若さゆえ、、か、それとも、直虎の若かったころと同じ?

私は途中参加したので、おとわの幼少期や城主・直虎前はあまりわからないのですが。

発想力は高そうなんですけどね。

万福はそれに比べて、影から、そして直接万千代を支える静かな男。

まさに、小野家が井伊家を支えているという構図が、泣けてくる。(またか)

 

なつが言ったように、彼らをいろんな人が育ててくれたということを

見事に二人は体現していてくれていて、、泣ける。(結局)

 

12月まで楽しく、悲しく、心揺さぶられながら観ていられそうです。

 

 

わろてんか

 

いよいよ、伊能栞さま登場(高橋一生

最高においしい登場シーン、テンション上がりました。

ドキドキしました。

 

まだ、、

ご覧になってない方は是非、なんらかの方法で観て欲しいです。

笑ってしまうか、ときめいてしまうか、のどちらかだと思います。

奥様は、取り扱い注意 第1話 と ちょっこし直虎(第37回武田が来たりて火を放つ、第38回井伊を共に去りぬ)

新米主婦の伊佐山菜美(綾瀬はるか)は

スパイを廃業し、名前を偽って、

契約社員として受付嬢をしていた。

会社の同僚と、セレブ合コンに参加した際、運命の旦那様

伊佐山勇輝(西島秀俊)に出会い、三ヵ月後、結婚。

 

隣人の大原優里(広末涼子)と佐藤京子(本田翼)の三人で

ご近所の家庭内外の問題を解決していく、、というようなストーリー。

 

あまり、アクションに詳しくないので

どう解釈したら良いのかわからないのだけれど、

綾瀬はるかさんのアクションシーンって上手だったのでしょうか?

 

女スパイとしてのアクションってあんな感じなのかな。

動きが女性っぽいというか、柔らかいなって思いました。

あまりパワーは感じなかったのですが、そういうもの?

 

比べてみれば、

精霊の守り人バルサはもっと男性らしい動きしていました。

 

ちゃんと使い分けられる綾瀬はるかさんはきっとすごいんでしょうか。

あんまり水上喬史(近藤公園)と対決しているときは

強そうには見えなかったんですが、男性らしい戦い方じゃなかったからなんでしょう。

 

 

菜美の夫の勇輝、、西島秀俊さん。

理想的な旦那さんにしか見えません(いまのところ、見た目は特に!)

怒らないし、嫌がらないし、パーフェクトヒューマンにしか見えません。

 

彼は、両親を事故で亡くしている。

また、菜美と結婚するとき、

3ヶ月の超短期間で決めたこと、

結婚式はしなかったこと、

すぐに新居もみつけたとこ。

 

どうも、人に見られることを嫌っているような気がする。

彼も実はスパイで、身元を全て偽っているのでは、、?

さらに、菜美が元スパイだと知っていたうえで結婚したのでは?

と、

ちょっぴり疑っています。

 

そうだとしても、

西島さんが「ただいま!」って帰ってくるところは

心、掴まれました。

 

今のところ、金城一紀さん脚本で私が好きな

心の底から、気分が悪くなる情景はありませんが

今後、このままスカッとするようなストーリーで終わるのか

変わっていくのか楽しみです。

 

 

直虎 第37回武田が来たりて火を放つ

 

まさか方久とあやめが結ばれるとは、、!!

ビックサプライズでした!

あやめが銭を生む女性だということが大きいのはわかるけども、

銭だけ目当てではできない、優しさもほんのちょっぴりあってよかったです★

 

やはり、高瀬は武田の間者でしたね。

政次の予想と、ちょっぴり私の予想も当たりました。

 

まぁ私はドラマを通して、政次より高瀬を違う角度で見れたんで、

おあいこではないですけど。

武田の間者というより、単純に裏がある人間としてでしかわからなかった。

これからは、心安らかに生きて欲しいですね。

 

 

第38回井伊を共に去りぬ

 

龍雲丸と直虎が離れ離れになってしまったのは残念。

でも、史実にない人がこんなに重要な役割を

柳楽優弥さんが果たしてくれたのは、すごい充実感がありました。

中村屋と堺に行ったら、もう二度と井伊谷戻ってこないでしょう。

直虎が井伊谷から出られないのと同じように。

 

虎松演じる菅田将暉さんがいよいよ登場。

若い(?)というか、はつらつとした、まだ幼い感じを菅田さんが演じています。

これからどう

虎松が井伊家を背負っていくのか、楽しみな終わり方でした。

地味にスゴイ!DX と 久保みねヒャダ こじらせナイト

主人公の河野悦子

レギュラー放送時には校閲部にいたのだけれど、

今回のスペシャルで夢だったファッション編集者に。。

 

レギュラー放送時は、ほかにたくさんのドラマを観ていたので(今もだけど)

余裕のある時にしか観てなかったけど、

今回スペシャルを観れて良かったです。

 

主人公の女性は

おしゃれ大好き

思ったことをすぐ口に出しちゃう

年下彼氏とラブラブで微笑ましい

と、とにかくエネルギッシュ。

 

悦子演じる石原さとみさんの個性的で可愛いファッションも見ているだけで

元気もらえました。

その服装を真似するのは荷が重い、自分のコーデの実力が足りなくて無理だな。

と寂しい気持ちにもなりましたが(笑)

 

どうしてもまねしたい、、というなら

森尾演じる本田翼さんのコーデでしょうか。

シンプルなんだけど、上品さ、クールさが出ていて、

仕事しやすそうなコーデですよね!

 

ドラマの内容は、、そうですね、、

まぁ、仕事をしている時にぶつかりがちは

天職と適職は違うっていう話とか

どんなことでも、口に出さないと相手に伝わらないとか、

そういう話です!

 

眺めているだけでも楽しいドラマ、

にんげんにはひつようだと感じました。

 

 

 

久保みねヒャダ こじらせナイト(地上波最終回)

 

総集編もあったり、

ヒャダインさんと千葉雄大さんが石垣島に旅行に行ったり

飛内さんが登場したり、

涙あり、笑いあり、恨みあり、哲学あり(?)と

いろんな要素がごった煮の内容。

 

大好きな番組だったので、こっそり

番組再開希望をなんらかのかたちで訴えていきたいと思います。

こういうこと書く時点でこっそりじゃないんだけど、

半径10メートルの周囲の人間には内緒です。

それ以上の人間には言います

日本語で言います(ドーナツ化現象?)

 

この番組を評価するとき、様々な意見があると思います。

見方によれば

どれも合っているし、どれも間違っていると思うんです。

そういういろんな考えが出来る、多様性のある番組が1つなくなってしまうのは

もったいないなぁって残念な気持ちが溢れています。

 

また、どこかで、

できれば夢の箱のなかでもう一度出会いたい番組でした。

私の中の芸人・山里亮太さん(40)

去年の6月、

とあるトークイベントを観に行ったとき

いろんなテレビ関係者の方々がいて、

ミーハー心に、うわ~あの人がいる、、!!え!あの人も!!

と、テンション上がっていたあの日。

 

開場待ちで、並んでいたとき、

同じく並んで待っている目の前の人が、テレビで観る、ラジオで聞く

山里さんでした。

 

テレビでは聞いていたけど、

本当に赤いメガネしていなくて、なんか高そうな(オシャレな)Tシャツ着ていて、

びっくりして。

テレビ関係(芸人さん周辺の人)の人にちゃんと挨拶されていて、

ちゃんとした大人なんだなと感激して。

 

できれば握手してほしかった。

 

というのも、

恥ずかしくて勇気が出なかったのが一番の理由。

もうひとつは屈折した自分が理由。

 

声をかけようと決心してちゃんと前を向いたとき、

山里さんの前にコンサバで美人の女性たちが並んでいるのが目に入った。

 

「あ、、私に握手してもらうよりも、こういう美人の人に握手したいよな」

 

と、私のメンタルが屈折しているせいで

声をかける絶好の機会を逃した。

あと、並んでいるという逃れられない時に握手求められても嫌がられるかな。

とも思ったんだけど、

私のメンタルがまずボキッと折れてからのあとづけ理由。

 

今思い出しても、せめて山里さんに握手嫌がられても

一言、小さい声で話しかけておきたかったなーと悔やまれる。

 

イベントが終了して、会場をあとにするときも

ちらっと視界に入ったのだけれど、お仕事関連の用事があるようだったので

ここでも、声かけられず。

 

こういうときに行動できるか出来ないかって、

人生に暗い影を落としますね。

 

次、もし会えた時、、声かけたい!!と意気込む1年を過ごしておりましたが

いっこうに出会えません、気配もありません(そりゃそうだ)

 

山里亮太さん、ファンです!

山里さんのTBSの深夜ラジオは、内容がちょっと苦手で聞けないんですけれども、

応援しています!

面白くて好きです!

語彙力はんぱないです!

握手して下さい!

嫌じゃなければ写真と一緒に撮ってください!

 

いつか、言えるときが来たら、は、もうないと思うけど

もしも、奇跡的に会えたら叫ぼうと思います(実際は叫んでいる気持ちで小声の予想)

過保護のカホコ 最終回 #過保護のカホコころころころりん

楽しかったドラマでした。

最初の方は

めっちゃ家族仲が良くて、ウザイ、、とも見えるようなホームドラマでしたが。

 

途中からは自立しようとしている主人公の加穂子(カホコ)の

母の実家の

従姉妹・糸ちゃんが楽器が使えなくなって、グレて不良になったり

叔母・環が実は万引きしがちで、その夫・衛はアルコール依存症気味

祖母・初代の容態がかなり悪かったり

父の実家の

叔母・教子はいろんな事業に手を出しては失敗したり

祖父・祖母もあてにならない

 

いろんな問題に突っ込みまくり、

体当たりで解決しようとするカホコは

眩しく見えていました。

 

以前にも書きましたが、

私自身はわりと過保護に育てられたという認識はあるほうでしたが、

ドラマを観ると、

あんなに過度に、守られてる(自分の意思を無視される)のを観ると

笑えたし、グサッと刺されている気持ちになりました。

 

まわりの過保護されてた友達は

観ていて、しんどくなる部分が多かったそうです。

というのは、

カホコの母・泉がいろいろ口出したりするのを見ると

自分がされてきたことを思い出してきてツライということでした。

しかも、カホコのように

自分の意思を伝える行為がそもそも困難だったようで。

 

カホコの場合はそもそも親の(というか母)意見に疑問すら持たなかったわけですが、

初くんと出会って、自分の生き方に疑問を持つようになって、

自分の意思で生きたいと思うようになってから、

泉に意見をぶつけるようになったわけで。

(一応、毎回意見を言うときはお伺いは立てている)

意見をぶつけるということにそんなに壁はなかったんですよね。

 

それを考えると過保護友達はほんと、

つらいだろうなと想像は出来ます。

 

大事な親だけど距離をおかないと上手く行かない親子関係。

まぁ、、いろんな家族がいますよね。

どんな家族だってイビツなもんだって思うことにしています。

比べられないし、比べたところで価値観が違うから良いのか悪いのかわからないし。

 

血がつながってたって、つながらなくたって

結局

同床異夢です。

みんなちがってみんないい的な(拝借しました)

おんなじ考えの人間はひとりとしていないです。

 

とりあえず、過保護友達にはよりそって、

逃げないように関係を続けようと思います。