過保護のカホコ 最終回 #過保護のカホコころころころりん

楽しかったドラマでした。

最初の方は

めっちゃ家族仲が良くて、ウザイ、、とも見えるようなホームドラマでしたが。

 

途中からは自立しようとしている主人公の加穂子(カホコ)の

母の実家の

従姉妹・糸ちゃんが楽器が使えなくなって、グレて不良になったり

叔母・環が実は万引きしがちで、その夫・衛はアルコール依存症気味

祖母・初代の容態がかなり悪かったり

父の実家の

叔母・教子はいろんな事業に手を出しては失敗したり

祖父・祖母もあてにならない

 

いろんな問題に突っ込みまくり、

体当たりで解決しようとするカホコは

眩しく見えていました。

 

以前にも書きましたが、

私自身はわりと過保護に育てられたという認識はあるほうでしたが、

ドラマを観ると、

あんなに過度に、守られてる(自分の意思を無視される)のを観ると

笑えたし、グサッと刺されている気持ちになりました。

 

まわりの過保護されてた友達は

観ていて、しんどくなる部分が多かったそうです。

というのは、

カホコの母・泉がいろいろ口出したりするのを見ると

自分がされてきたことを思い出してきてツライということでした。

しかも、カホコのように

自分の意思を伝える行為がそもそも困難だったようで。

 

カホコの場合はそもそも親の(というか母)意見に疑問すら持たなかったわけですが、

初くんと出会って、自分の生き方に疑問を持つようになって、

自分の意思で生きたいと思うようになってから、

泉に意見をぶつけるようになったわけで。

(一応、毎回意見を言うときはお伺いは立てている)

意見をぶつけるということにそんなに壁はなかったんですよね。

 

それを考えると過保護友達はほんと、

つらいだろうなと想像は出来ます。

 

大事な親だけど距離をおかないと上手く行かない親子関係。

まぁ、、いろんな家族がいますよね。

どんな家族だってイビツなもんだって思うことにしています。

比べられないし、比べたところで価値観が違うから良いのか悪いのかわからないし。

 

血がつながってたって、つながらなくたって

結局

同床異夢です。

みんなちがってみんないい的な(拝借しました)

おんなじ考えの人間はひとりとしていないです。

 

とりあえず、過保護友達にはよりそって、

逃げないように関係を続けようと思います。