トーキングフルーツ(ゲスト:尾野真千子)

面白かった!

ゲラゲラ笑ってしまいました!

 

古舘さんが尾野さんにちょっと翻弄されているところが良かった★

 

眉女優という視点は納得!

なんで尾野さんってころっころ感情が変わり、

こんなに表情豊かに見えるのだろう、、と思っていたけど

ほんとそうだわ、、!!眉が大きな役割のひとつだったんだ!

 

あと、もう一つの納得は

菩薩顔してるっていう評価。

昔の文書、絵巻物に載ってそうな顔だというのもなんかわかる。

仏像っぽい顔してますよね。良い意味で!

(ちょっとここのドークは特に曖昧な記憶なのですが、ニュアンスは合っていると思う)

 

古舘さんのことペラペラしゃべるだけの人だと思っていて、

まったく興味なかったけど、、

と、屈託のない笑顔で、はっきりと本人の前で言えちゃうのも面白かった。

古舘さんも笑ってたし。

そんなこと人の好き嫌いなんて言わなくて良いのに!テレビの前で。

でも、そういう裏表のなさそうなところも

私は大好きです。

 

ま、そもそも人にそこまで興味がなくて、

実際会ってみてから人を好きになることが多いとおっしゃってたので

古舘さんが特別興味ない、というわけではないようです。

 

映画の起終点駅 ターミナルで佐藤浩市さん演じる主人公が

スナックで元恋人に出会うシーンで

古舘さんが、そこがすごく色っぽかったと感想をいった。

あの表情、仕草にモザイクかけるべき!というので

そのシーンがテレビで流れたのだが、

確かに、色っぽかった!

この女に惚れない男いない!

 

昔、尾野さんが女優として下積み時代にスナックで働いていた経験が生きた、とのこと。

 

下積み時代は道端で生えていた草をゆでて食べたり

(奈良の山奥育ちのため、食べられる草の知識は豊富)

(古舘さんは、おひたしみたいなものですね!とここで口を挟んだ記憶)

今考えると、生活は大変だったと思う、でも苦しかったという記憶はないとのこと。

 

でも、それより東京に出てきてからオーディションに落ち続けていたことが辛かった。

ふと、「死んでしまおうか」とよぎったそう。

しかし、

親に迷惑がかかると思って断念した。

娘が死んだら、親が悲しんでしまうし

死んだ後、他の人に娘の荷物とかの処理を頼まれたり、さらに迷惑そうに言われるのも親

死んだ娘の運命をずっと背負っていかなければならないのも親

 

そう想像したら思いとどまれた。

 

そこまで追詰められるほど芝居が好きだし、親も大切なんだとわかった。

自分は生かされていると考えたし、この経験は決して無駄じゃないと思えたそう。

 

はっきりとそう言った彼女の言葉になるほどな、、と感心したし、

どこかで下積み生活を送っている人もちょっぴしでも支えられたと思う。

 

想像はしていたけれども、朝ドラの現場って主役は大変そうだなって思いました。

それがきっかけで役作りもやめたそうです。

今もいろんなドラマや映画に出ているという事は

その決断はきっと彼女に合ってたんでしょうね。

 

田舎のご両親が一度でも来た、どんな人(週刊誌等含め)に対しても

お茶を出したり、

「おかえり」「いってらっしゃい」って声をかけている話題は

理想の田舎の人たちだ、、

むしろ桃源郷の人たちの話か?とすこし羨ましくなった。

 

でも、ちょっと人がよすぎて騙されてしまいそうで、、尾野さんも心配だろう。

 

奈良県を巡る企画をトーキングフルーツで提案していたが

さすがに古舘さんが奈良県の名所を紹介するのは面白そうだけど、

奈良県出身の尾野さんを案内するのは

笑ってしまってまともに観られなそう、だけど観たい気持ちになりました。

 

また、尾野真千子さんがより好きになりました。